本日は、私が初仕事で学んだことについてお伝えしたいと思います。
私は、20歳の頃、先輩方の紹介でHP作成のお仕事をいただきました。
そのお仕事では、本当に手取り足取り支持をいただき、厳しい評価を受けながら、納期を2か月遅れで納品しました(笑)
本当に人生で一番学ぶことが多かった経験なのですが、結論からお話します。
初仕事で学んだこと
- 不安は当たる
- 依頼主と受託者はやりたいことが正反対
- 恩は送るもの
です、1つずつお話していきます。
不安は当たる。
まず、一つ目についてですが、
「あなたがこれ怖いな。」と思ったことは必ず当たります(笑)
私の場合、日本語が話せないパキスタンのエンジニアと共同でHPの開発を行っていました。中盤から明らかにやる気がなくなっていることを感じ「これ最後に飛んだりしないよな?」と不安に思った矢先納品2日前に見事に飛ばれました(笑)
その他、「このデザイン微妙だな」「この言い回しイケてないな」など、思っていたことはすべて、依頼主にダメ出しを食らいましたね(笑)
なので、もしあなたが仕事において、不安に思う箇所があるのであれば、絶対にその不安を解消しましょう。それができないと仕事を終えられたとしても不安で、もっと生きづらくなります。
依頼主と受託者はやりたいことが正反対
これは、フリーランス経験やバイトなどでマネージャー経験がある人にはわかるかと思います。依頼主と、仕事受託者は同じ目標を掲げているのに対し、やりたいことは反対を向いています。
依頼主:どんな手間をかけてでも、いいものを作りたい
仕事受託者:できるだけ手間をかけずに、依頼主が思っているものを作りたい
ので、仕事受託者は、正直どんなお人良しでも、絶対に依頼主に振り回し続けられてはいけません。
仕事とはどこかで、終わらないといけないのです。
なぜなら、そうしないとあなたの大切な時間が少なくなってしまうことはもちろん、依頼主も次の仕事に取り掛かれなくなります。
依頼主に、質問を受けるたびにあなたが不安な表情を浮かべたり、適切に受け答えができないと仕事は終わりを迎えることはできず、お互いにハッピーになれません。
仕事の開始時点でしっかりと何を満たせば、お互いに終了なのかを定義してから仕事を行うようにしましょう!
恩は送るもの
私は、このHP作成で合計50万円(税抜き)いただいております。大学3年生の僕にとっては大金です。しかも納期を2か月も伸ばしてしまい、本当に受け取ったときには申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
そんな私の表情を見て、依頼主の方は
「私もあなたと同じ年頃の時に、同じ経験をしました。もらった仕事を十分にこなせず、中には納期遅れの経験もあります。しかし、私の依頼主の方は絶対に報酬を減らすということをしませんでした。なので、私もあなたへの報酬を減らすということはしません。もし、今あなたが私に恩を感じたのであれば、あなたに部下や後輩ができたときに、この恩を送ってください。これを恩送りと言います。よろしくお願いします。」
これが私の初仕事でした。ですので、このお金は、紹介していただいた先輩方や、仕事を理由に誘いを断ってしまっていた方々に還元しました。それでも使い切れなかったお金は、今所属している会社の資本金とし、おそらく来るであろう次世代の後輩を待っております。
最後に
私が初仕事で学んだことをお伝えしました。
本当にその依頼主様には感謝でいっぱいです。もし、機会があれば改めてと思っていたのですが、当時60歳以上ではいらしたので、おそらくもう現役ではないのかと想像します。
最後の「恩送り」に関しては、嘘のようで本当の実話でございます。
いつか来る私の恩送りの番を虎視眈々と待っております。
それでは、皆さんのご参考に少しでもなりましたら幸いです!
また、明日!
明治大学理工学部で、HP販売やアメリカ留学を経験し卒業後、ベンチャー企業の社員第一号として就職。ベンチャー企業や英語、プログラミングについての情報を発信。社内では「ムードメーカー」の異名を持つ27歳。