新卒1年目でマネージャー業務を担当して思うこと

こんにちは、ベンチャー企業役員のすけさんです。

本日は、マネージャー業務で大切な心得を記載していきます。

マネージャー業務っていろんなスキルが必要で普通の企業だと、30代になってから任される人が多いかと思うのですが、私はベンチャー企業ですので、新卒1年目からバチコリマネージャー業務をさせていただきました。

マネージャーの悩み

結論全然うまく回すことができず、私の後輩に多大なるご迷惑をかけ、信用も失うという大失敗をしたのですが、皆様はいかがですか?

うまく通りに伝わらない。。。

細かく指示を出しすぎるくらいであれば、自分で行ってしまった方が早い。。。

そうすると、抽象的な業務が残り、それらは下の子ではこなせない。。。

結果、頼める仕事がない。。。

見たいな負のループが始まっておりました(笑)

マネージャーの3つの心構え

今回はそんなことにならないよう、皆さんにご参考にいただける3つの心構えをご紹介します。

あなたもあなたの後輩も、仕事で結果を出したいと思っていること

マネージャーになって作業者全体の成果物を確認する立場になって感じたことは、「え?何、この資料。どういう意味で作成したの?」という作業者の成果物が何に対してのものなのかわからなくなることです。

そんなときに、マネージャーとして行ってしまいたくなるのが、「後輩を直すこと」、しかし、これあまりお勧めではありません。後輩は後輩で仕事に貢献しようと思ってくれている心が少しはあるためです。

そりゃ、

できる限り最小限の力で、認められよう

と思うのが作業者の心理ですが、

最小限の力だけ発揮して失敗しよう

と思っている後輩はいないはずです。

ですので、大切なことは今の成果物では、失敗するよと伝えることです。

最小限の力で作業することは作業者である以上まっとうなことだと思います。

一方で、「直す」という思いを込めて後輩に声がけしてしまうと、後輩を認めない発言をしかねないので、ぜひ、このままでは失敗するよという目線で声がけするようにしましょう。そして、「こうしてくれたら成功するし、私も嬉しい!」ということも伝えてあげられるとベストです!

全体の仕事量を把握することも立派な仕事と認識すること

私が、マネージャー業について一番辛かったことが、

今全体の作業量を確認しているだけで、何も仕事していないじゃん。。

と思ったことです。

作業者の時は、手を動かすことが仕事だったわけなので、仕事を進めることが仕事です。しかし、マネージャーは仕事を納期までに仕上げることが仕事なので、作業者の時には全く意識していなかったことも仕事になります。そしてその仕事を始めて行うときは無駄だなと感じてしまうことがあります。

結論:それも大事な仕事です。

後どれくらいで仕事が終わるのか、あと何が終わっていないのか、を把握することが仕事になるので、ぜひ自信を持って、自分の仕事であると胸を張りましょう!

後輩を信じられる仕組みを作ること

僕はできなかったのですが、マネージャーを行う上で一番大切なことは「後輩を信じること」です。作業してくれた成果物には、「必ず本当か??」という内容が含まれます。

それは仕方ないことです。

しかし、そこでマネージャーが大切なことは、そのまま信じるのではなく、信じられるような仕組みを作ることです。例えば、資料内の情報には絶対にsourceを記載することや、こちらで利用するsourceを指定してから開始するなどです。

そのシステムを作れてこそ、マネージャーです。

部下を信じられるシステムをしっかりと作りましょう!

最後に

マネージャーは、作業者と心構えが全く異なります。

マネージャーは何より、仕事を第一に考える必要があります。

工数が多い作業でも、単純な切り替えし業務でも、作業者の顔色を気にせず、あなたが必要だと思った作業はすべて、任せなければなりません。

ただ、この任せるという行為はあなたができることにあなたは集中し、後輩ができることは後輩が集中すること。

私はこの任せるということが、特に心労を感じてしまうタイプだったので、マネージャーとしてはじめはうまくいきませんでした。

しかし、今では、

「今この瞬間この場所において、この仕事を一番スムーズに進行させられる人間は私一人しかいない」

と認識することによって、しっかりと人に仕事を任せることができるようになりました。

これができると本当に仕事の幅が広がるので、ぜひ、皆さんの腹落ち感がある人に任せられる理由を見つけられるとよいと思います!

それでは!