
ベンチャー役員のすけさんです。
ベンチャーって実際、どうなの?
本当に成長できるの?
というご質問にお答えしていきます。
ベンチャー企業に入ってよかったと思う瞬間3選
前提として、私がここで記載するベンチャーとは
いわゆる「シード」。
売り上げは立っているものの赤字が続いている企業を指します。
この会社に入ることで得られるメリット3選
マニュアルの意味が分かる。

この経験は、ベンチャー企業に入らないとわからないと思います。
全ての作業の意味が分かります。
例えば、
なぜ、マニュアルの特定の箇所で上司に確認をもらうのか?
なぜ、実施されているアンケートの項目がこのアンケート項目なのか?
といった、「これ無駄な作業じゃない?」
と思うような作業がなぜそこで実施するのか分かるようになります。
なぜかというと、ベンチャー企業にいるとそのようなことを0から考えるからです。
例えば、新規事業を実施する場合、マニュアルなんてものはありません。よって、自分でとりあえずやることになるのですが、新規事業で見事成功をおさめられたとしましょう。そうすると、継続的に実施する必要が出てきます。
そうなると、他の人に仕事を頼んで実施してもらう必要が出てきます。この時、あなたが0からマニュアルを作る必要が出てきます。
そうなると、マニュアルを作るのですが、
マニュアルってこんなに作るときに考えるのか。。。
と感じるはずです。まじで、マニュアルって
これで無駄がないか?
作業者にとって無理のない分量か?
などなどすごい要素を加えて作られています。
よって、すべての作業を理解します。
この作業を実施すると、すべての作業の意味を知ることができるので、これはベンチャー企業ならではの経験かと思います。
何事にも感謝できる心を手に入れれる。

本当に初期のベンチャー企業には、看板がありません。
どういうことかというと、「大企業だから、とりあえず受けてみよう」「年収がいいからとりあえず受けてみよう」というメリットがあって入社してくる人は皆無です。
どちらかというと、「デメリットしかないけど、やってみよう」という意味わからない人しか入ってきません。
初期のベンチャー企業に入社する人はどうかしています(笑)
非常に残念ながら、よっぽどなことがない限り、基本的にできた当初はすべての面において、他の会社の方が優れています。
また、仕事も取りに行っても基本無視されます(笑)なので、
「誰?」なんて聞いてくれた時には、「よっしゃ!!!」って感じです!
つまり、何が起きても感謝する態勢が身につきます。
これが身につくと、正直この後行きやすくなりますので、ぜひ身に着けられたら良いかと思います。
これ以上辛い時期を知らなくて済む。

これは警告です!
ベンチャー企業は、あなたが思ったよりも辛いかもしれません!
なぜなら、これだけやっていればいい!なんてものはありません。
正解はないです。もしかしたら仮説もないかもしれません。例えるなら、
ゴールがあるかわからない持久走みたいな感じです。
そんな状況で何年頑張れますか?
ベンチャー企業の多くはそんな状況で走っております。
走っている中で、こっちかも!あっちかも!みたいなたくさんの選択肢があって、その場その場で、最善だと思う方に梶を切ります。どうでしょうか?
そんな激動の毎日を過ごしたい人がいた場合、ぜひおすすめですが、そこまでの覚悟がない場合はあまりお勧めできません!
一方で、これよりもキツイ仕事はないということを体験するために、
「3年」等期間を決めて、腹をくくって入ることはありかもしれません。
逆にここでしのげればどこでもやっていけます。
まとめ

総じて、ビジネスの
「スタミナ」と「思考力」が付きます。
一方で、デメリットは本当に辛いことです。
辛い要素は、「考えながら行動するということ」。
あなたが行動だけしていると、誰も考えません。
あなたが考えるだけだと、誰も行動しません。
なので、考えながら行動するしかないです。
これは、「言うが安し」で本当に辛いです。
今このフェーズにいる人は本当に尊敬します。
しかし、このフェーズを乗り切った瞬間。
あ、こうすればいいのか!!!
とわかります。(わかるはずです。)
この状態に最近たどり着いた私ですが、ほんと辛かった(笑)
こんなに辛いと知っていたら、ベンチャー企業なんて入れたかどうか。。。
「知らぬが仏」とはこのことだなと思いました。
ということで、ぜひベンチャー企業に興味がある方は、ご参考にしてみてください!
それでは!

明治大学理工学部で、HP販売やアメリカ留学を経験し卒業後、ベンチャー企業の社員第一号として就職。ベンチャー企業や英語、プログラミングについての情報を発信。社内では「ムードメーカー」の異名を持つ27歳。