家庭教師を6年以上やっているのですが、
単語帳(ターゲット1900)の使い方が分かっていない人が多すぎる。。。
はっきり言いますが、
特に、偏差値55以下の人のターゲットの使い方、効率悪すぎ。。。
この記事を見て、単語帳・ターゲットの使い方を見直してください。
正しい方法で実施すれば必ず、英語の偏差値は伸びます。
ターゲットの正しい使い方
ターゲットの正しい使い方を説明します。
ターゲットは、10周以上します。最低10周です。
正しい方法でやらない限り意味がありませんので、正しいターゲットの利用方法をご紹介します。
- 開いて、どこに何が書いてあるのかを把握する
- 単語を隠す方法を決める
- 英単語を見て、和訳を言えるか確かめる
- 和訳を言えなかった単語に付箋を付ける
- 分からなかった単語を隠して、1ページ全部言えるようになるまでやり直す
- 2以降も全単語を確認する。
①開いて、どこに何が書いてあるのかを把握する
ターゲットは、大きく4つの要素で構成されています。
実際に覚える必要があるのは、「①英単語」「②単語の和訳」のみです。
それ以外は「興味が出た」・「なんか覚えにくい」と思ったときに見ればOKです!
②単語を隠す方法を決める
英単語を覚えるために、英単語を隠す必要があります。
方法は大きく2つありますが、どちらでもOKです。
折って隠す
ページを英単語と和訳を同時に閲覧できないように、間を折ります。
個人的にはターゲット一冊持ち歩けばよいので、この方法がおすすめです。
赤シートで隠す
シンプルですが、赤シートで和訳が隠せます。
赤シートはなくす可能性があるのと、学習時に必ず両手を利用しないといけないので、あまりおすすめではありません。
どうしてもターゲットを折りたくない!という人は赤シートを使用しましょう。
③英単語を見て、和訳を言えるか確かめる
英単語だけを見て、和訳を言えるか確かめましょう!
④和訳を言えなかった単語に付箋を付ける
和訳が言えなかった単語には付箋を付けます。付箋は下記画像のように付けるとおすすめです。
ちなみに、この付箋は100均でも、Amazonでも買えます。
⑤分からなかった単語を隠して、1ページ全部言えるようになるまでやり直す
付箋を付け終わったら、頭の中で単語を言えるようになるまで、繰り返し実施します。
ページの上から下まで、1回でも通して言えたら終了です!
次のページに進みましょう!
※5回くらいやれば、英単語を見て和訳はいえるようになります。
⑥2周目以降も全単語を確認する
2周目だからと言って、付箋が付いている単語だけやるのではなく全単語確認を実施します。
- 付箋が付いている単語が分かった場合は、付箋を取り除くこと。
- 付箋が付いていなかったのにわからなかった場合は、付箋を付けること。
ポイントは、戻らないこと。
次の1ページをやったら、1ページ戻ってもう一回やった方が良いのでは!?と思ってしまいますよね。
その時に、絶対に戻らないでください!!!
1度通して正解できたページには戻らなくてよいです!どんどん次に行きましょう!
ターゲットの正しい利用ペース
ちなみに、1週ごとに暗記度と感想はこんな感じです。
周目 | ターゲット全体の暗記度 | やっていた時の感想 |
1 | 5% | 全く分からない。基本全単語に付箋を貼ることになる。正直ターゲットを見るのが苦痛。 |
2 | 10% | 本当に1周したのか不安になるレベルで覚えていない。自分に絶望する。 |
3 | 15% | なんか見たことあるかも。。。くらいには覚えている。しかし、日本語の意味が分からない。 |
4 | 20% | 1ページに1つずつくらい新たに覚えた単語があり若干テンションが上がる。しかし、基本わからないため自分のダメさを感じる。 |
5 | 30% | あ~これ見たことある!何て意味だっけ?と思うようになるが、基本意味は分からない。 |
6 | 50% | 5周目と比較すると明らかにわかる単語が増え、天才になったかと錯覚する。 |
7 | 60% | なんかできると思えるようになる。ここまできてようやく共通試験の長文がちょっと読めるようになる。 |
8 | 70% | 思ったよりも7周目と正答率が変わらず焦る。なんかターゲット嫌いになる。 |
9 | 80% | かなり仕上がっている。1ページ当たりわからない単語1つか2つ程度になる。ちょっと自分のこと好きになる。 |
10 | 85% | わからない単語が1ページに1つあるかないかくらいになる。こんなもんかと思えるようになる。90%にはしなくても問題ないと思う。 |
10周終わっても、通学時間や隙間時間は全てターゲットに使います。
受験日当日までに、95%を目指します。
模試・共通試験・個別の受験日当日には、会場につくまでに間違っている箇所(付箋が付いている箇所)のみを閲覧し1周できるクオリティを目指します。
逆に、 模試・共通試験・個別の受験日当日 以外はすべての単語を確認しましょう!
最終的には、1ページに1つ付箋が付いている単語があるかないかくらいになり、付箋の箇所の確認だけで、1周30分くらいなります!!
1周30分の状態を目指しましょう!!
ターゲットの心得
全然単語が覚えられない。。。という人のために、心得を書きました。
継続は力なり、継続しないことには、何も得られないので、まず続けましょう。
- 最低10周する。1発で覚えられると思うな。
- 暗記書であり、参考書ではない。つまり、紙とペンは不要。
- 無能はターゲットを100%覚えてから長文を解くが、有能は60%覚えたら長文を解く。
分かっていても、へこみますし、泣きそうになる時もあります。
最後に
あくまで、現役明治大学に合格するために必要な量です。
明治大学よりも上の学歴が欲しい人はこれ以上の勉強量が必要です。
どんどんやっていきましょう!!
ターゲット以外の参考書を検討しているという方は、下記記事もご覧ください。
明治大学理工学部で、HP販売やアメリカ留学を経験し卒業後、ベンチャー企業の社員第一号として就職。ベンチャー企業や英語、プログラミングについての情報を発信。社内では「ムードメーカー」の異名を持つ27歳。