【パイロットになるには】ガチでパイロットを目指すアラサーおじさんが教えます

幼少期からパイロットなりたい夢を抱え続けているアラサーのおじさんです。

私は、大学受験では校風に負け有名大学を受験し、大学でもトレンドに流され留学し、就活では自分の能力を活かせそうなベンチャー企業を選択し、ことごとくパイロットになりたいという気持ちに蓋をしてきたおじさんです。

この度本気でパイロットを目指そうと思いこのブログを立ち上げました。

ぜひパイロットを目指すあなたと共に、私もパイロットへ進み続けようと思います。

目次

パイロットとは?

まずこのサイトでは、パイロットを民間航空会社の飛行機の機長のことを指します。

実は「飛行機を運転する=パイロット」と定義すると、「航空自衛隊」「貨物輸送」「観光スポット巡り飛行機の機長」など実にいろいろな方がパイロットに含まれます。

ただ、ほとんどの方が想像されるのがドラマや映画で取り上げられる民間航空会社のパイロットだと思います。そして、私もそのパイロットになることを目指し、日々頑張っているアラサーのおじさんです。

パイロットになるには?

大きく4つの方法があります。

  • 桜美林大学・東海大学・法政大学の航空操縦に関する学部学科に行く
  • 航空大学に入学・卒業する
  • 民間会社の採用試験で内定を取得する
  • 航空免許が取れる学校に行く
  • 航空自衛隊に入団する

今の自分の年齢やご状況を踏まえて、適切なものを選ぶと良いでしょう。

桜美林大学・東海大学・法政大学の航空操縦に関する学部学科に行く

もしあなたが偏差値60以上の高校に通っている高校生なら、この方法が一番オススメ

一般的な大学に通うよりも学費はかかりますが、学生ローンが組めるので合格さえすればほとんどだれでも通えます。

た大学に通っていれば飛行機を運転するために必要あ免許が取れ、民間航空会社への就活斡旋も行っているのでとてもオススメです。

航空大学に入学・卒業する

MARCH以上の大学に通っている人にオススメ

一般的な大学に2年以上通った人に受験資格が与えられる大学です。

例えば、私立文系大学に2年間通いながら航空大学への受験勉強を行い、これに合格することで航空大学に入学できます。

MARCHくらいの難易度だと言われています。

民間会社の採用試験で内定を取得する

社交性がある×分かりやすい肩書がある人にオススメ

お給料をもらいながら、生活補助も出て事業者用の免許(約2,000万円)まで取れるバグルートです。

有名大学XX部主将・XX分野世界大会優勝経験ありといった肩書の人ががキラキラ系の人が内定を持っていき、その後の新卒1,2年目は合コンで勝ちまくれる超ウハウハ生活が待っています。

ただここはもう運の世界なので狙っていくと良いよりか、受かったらラッキーくらいでいる方が良いと思います。

航空免許が取れる学校に行く

2,000万円くらいの預貯金があるご家庭にオススメ

国内外で免許を取れる学校がいくつもあります。その中から選んで通って免許を取るルートになります。

もちろん全額自費になるので、計1,600万円くらい必要になります。また期間も2年くらいかかるので、結構きついですが、お金があるのであればこのルートが確実です。

航空自衛隊に入団する

頭は良くないけど体力はある!という20歳未満の人にオススメ

自衛隊に入団後、航空隊に入り飛行機の免許を取り、退団することでパイロットになることを目指すルートです。

心身ともに健康であることが求められますし、有事の時は戦闘機を操縦することになるため、国のために働くパイロットになりたい!と言う方にはピッタリかもしれません。

パイロットになるために必要な資格

  1. 定期運送用操縦士
  2. 事業用操縦士
  3. 自家用操縦士
  4. 航空英語能力証明(レベル1~6)
  5. 航空無線通信士
  6. 計器飛行証明
  7. 路線資格

①定期運送用操縦士

定期的に運航される商業用の飛行機を運転するための資格です。

受験資格として「総飛行時間1500時間以上(回転翼航空機の場合は1000時間以上)」が必要です。

飛行時間の中には「100時間以上の野外飛行を含む250時間以上の機長としての飛行」「200時間以上の野外飛行」「50時間以上の夜間飛行」「30時間以上の計器飛行」を含まなければいけません。

現実的には、次に紹介する「事業用操縦士」を取得し飛行時間を確保するしかありません。

②事業用操縦士

商業用の飛行機を運転するための資格です。

受験資格として「総飛行時間200時間以上」が必要です。

その中には「100時間以上の機長としての飛行」「出発地点から540km以上の飛行で、中間において2回以上の生地着陸をするものを含む20時間以上の機長としての野外飛行」「機長としての5回以上の離陸および着陸を含む5時間以上の夜間の飛行」「10時間以上の計器飛行」を含まなければいけません。

しかし、そもそも飛行機を1人で操縦するには次に紹介する「自家用操縦士」の資格を取得する必要があります。

③自家用操縦士

プライベートで飛行機を運転するための資格です。

17歳から取得可能で、「総飛行時間40時間以上」という受験資格が設けられています。

「自家用操縦士」は、個人が航空機を操縦するために必要な資格です。あくまでプライベート用の資格なので、事業として航空機に人や物を乗せて飛ぶことはできません。

ただ「定期運送用操縦士」「事業用操縦士」を取るためには、必ずここからスタートする必要があります。

④航空英語能力証明(レベル1~6)

学科試験+実地試験で、英語能力をレベル1~6で評価する資格です。

レベル4以上を取得すると、国際線への乗務が認められます。また、レベルによって有効期間が異なり、レベル4は3年、レベル5は6年、レベル6は無制限と定められています。レベル4やレベル5の場合は、3年または6年後に再受験しなければいけません。

⑤航空無線通信士

無線機やレーダーを操作するための資格です。

学科試験のみで受験できるので、AO入試を狙った高校生や就活を見据えた大学生でも取得できます。

国家資格で合格率は、約40%程です。(私は28歳にしてこの試験に合格しました。)

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⑥計器飛行証明

パイロットの目視に頼って飛ぶ有視界飛行に対して、計器飛行は地上の管制官に安全を見守られながら飛べることを証明する資格です。

この資格があると、悪天候の中や視界が遮られる雲の中も飛ぶことができます。

⑦路線資格

特定の空港から空港までを運航する際に必要な資格でした。

今では、定期運送操縦士への昇格審査で路線での審査に合格すれば日本国内すべての飛行場に離着陸できる資格が付与されます。

パイロットになろうと考えている方へおじさんからのアドバイス

私は自分の気持ちに蓋をし続けていたせいで、いろいろな分岐点を逃してきました。

  • 高校は進学校だったので、東海大学工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻への推薦枠があったにもかかわらず、周りに流され明治大学理工学部に進学
  • 大学では、航空大学への受験ではなく気になっていた海外留学を選択
  • 入社タイミングでは、ろくに面接準備をせずベンチャー企業の立ち上げに熱中し入社

同級生と戯れ、その中で平均以上の順位にいることは非常に心地よかったです。

しかし、アラサーになっていまだに色あせない「パイロットになりたい」という気持ちに気付いた時、もっと早くから行動していたらもうパイロットに慣れていたかもしれないと少し後悔しました。

ただ、この寄り道ともいえる旅路には本当にこっちを選んでよかったと思える出来事がいくつもあります。

「パイロットになれない=失敗」ではなく、ずっとパイロットになるまでの旅路だと思って、一緒に頑張っていきましょう!

パイロットになるにはまとめ

アラサー会社員
私はこの記事を書いている時点で28歳。アラサーのおじさんです。

この歳になれば1,600万円稼いで航空免許が取れる学校に行くしか選択肢が残っていないため、死ぬ気で働いて稼いでいこうと思います。

もちろん私は欲張りですので、家庭も築いて幸せも手に入れます。

あなたもあなたの道を是非進んでみてください。どこかでお互いの道が重なることを楽しみにしています。

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この記事を書いた人

明治大学卒。ベンチャー企業勤務。副業として、ブログで5万円/月を売上中。将来は絶対パイロットになり、人々をいろいろなところに連れていける存在になる。

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