パイロットや管制官になるために必要な国家資格「航空無線通信士」。
多くの人が、4科目で構成される航空無線通信士試験において最も難しいのが英語と言っています。

ここでは航空無線通信士に合格した私が実際に実施した英語対策をこちらで共有していきます!


![]() ![]() 航空無線通信士 試験問題集 ―合格精選310題― | ![]() ![]() 航空無線通信士 英語試験問題集 ー傾向と対策ー | |
オススメ度 | ★★★★★ (星5/5) | ★★★★☆ (星4/5) |
紹介文 | 「英語以外」はこれだけやればOK! | 「英語」はこれだけやればOK! |
合格した直後の感覚から言うと、上記の2冊の参考書をやれば合格するでしょう!他の参考書に目移りせず、しっかりとやり続けてください。
航空無線通信士の英語の構成
- 長文読解
- 短文読解
- 単語穴埋め
- リスニング
英語は、長文読解・短文読解・単語穴埋め・リスニングで構成されています。
この4つの科目の合計で基本的には、57.1%以上の得点率を達成できれば合格すると考えてよいでしょう。
航空無線通信士の英語の合格点
- 筆記(長文読解・短文読解・単語穴埋め):70点
- リスニング:35点
ただし、リスニングが15点未満だとその場で不合格なのでリスニングに不安がある方はしっかりと参考書を選んで学習を繰り返しましょう。
航空無線通信士の英語の対策方法
- 長文読解 ➡ 直近2年分の過去問を解く
- 短文読解 ➡ 参考書の問題をしっかり解く
- 単語穴埋め ➡ 参考書の問題をしっかり解く
- リスニング ➡ 参考書・過去問を両方解く
詳しくご紹介します
長文読解



英語の長文の、問題となる文章は読み進めることが結構難しいです。
一方、選択肢の英文はかなり簡単なので、基本的には選択肢を読んでから英長文を読んでいくことをオススメします。
基本的には過去問2年分(計4回分)を何度か解けば、問題なく合格点に達します。
短文読解



英語の短文は、日東駒専レベルの大学に合格する実力があれば余裕で合格点に達します。
単語穴埋め



単語穴埋めは、英語の短文に続き、日東駒専レベルの大学に合格する実力があれば余裕で合格点に達します。
リスニング



リスニングはかなり難しいです。
なぜなら、英語が聞き取れても飛行機の知識がないと答えが分からないものがあるからです。
例えば、飛行機の左側の羽は赤色のランプ・右は緑色のランプが搭載されていること、飛行機はすぐに離陸できるようにエンジンを回転させ続けておくことなどを覚えておく必要があります。
ただこの辺の知識をまとめた参考書はないので、過去問と一般的な航空無線通信士用の英語のテキストに付属されている問題をきちんとやりましょう。
航空無線通信士の英語でオススメの参考書
詳しくご紹介します!
航空無線通信士-英語 試験問題集 傾向と対策


過去問と傾向と対策の問題を掲載しています。


インターネット上で無料で過去問は手に入れられるんですが、解答はもらえないので英語の対策をしっかり行いたい人は英語の過去問代わりにこちらがオススメです。
航空無線通信士-合格精選310題試験問題集


正直これだけやっていれば「英語」以外は合格点以上を取れるようになります。


ただ英語だけは少し量が少ないので、「航空無線通信士-英語 試験問題集 傾向と対策」もやった方が良いです。


航空無線通信士の英語まとめ
- 試験は、「長文読解・短文読解・単語穴埋め・リスニング」の4部構成
- 57.1%以上の正答率で合格
- ただしリスニングが35点満点中15点未満であれば、他の科目の結果に関わらず不合格



合格までには裏技のようなものは存在しません。正しい参考書をやり込んでいくことが最短ルートです。
ぜひ正しい参考書で航空無線通信士の資格を取り、パイロット・管制官になる夢を叶えましょう!