航空無線通信士に合格した私が記憶が薄れないうちに、合格までにかかった勉強時間を紹介していきます!

しっかり勉強すれば取得可能な資格ではあるものの、しっかりと勉強時間は必要ですので絶対に舐めることなく1発合格を目指しましょう!
航空無線通信士の勉強時間

試験まで4カ月あるのであれば、1日1時間で合格できるペースです。実際に科目ごとにどれくらいのスケジュール感かもご紹介します!
無線工学の勉強時間
無線工学は、暗記+電子回路の計算問題で構成されています。


一部物理基礎の内容が入っているため、高校生の時点で物理基礎を選択していたら上記の時間よりも短くなるかと思います。



「電子回路の計算だけできるかわからない。。。」と不安になる方もいらっしゃると思いますが、参考書にしっかりと解説が書いてあります。
また電子回路の計算はそれほど難しい計算ではないのです。わざわざ机に座らなくても、通勤or通学時間に参考書を読んで勉強するだけで十分です。
法規の勉強時間
法規は完全な暗記ゲームです。


但し、一般的な小学校から大学までで習う科目ではないため、誰でもこれくらいの時間はかかると考えていただければと思います。



完全な暗記なので、市販の参考書をぐるぐるやり続ければ、必ず合格点に達します。
こちらもわざわざ机に座らなくても、通勤or通学時間に参考書を読んで勉強するだけで十分です。
英語の勉強時間
英語は、長文読解・短文読解・単語穴埋め・リスニングの勉強が必要です。
長文読解
長文読解で読むことを要求される文章は、結構難しいです。人によってスマホの和訳アプリが手放せなくなります(笑)


しっかり机で座って、参考書の問題を1日30分程度勉強すれば、1カ月程度で解けるようになってきます。
短文読解
短文の読解で読むことを要求される文章は、大学受験した人なら余裕かと思います。ただこちらも人によってスマホの和訳アプリが手放せなくなります(笑)


しっかり机で座って、参考書の問題を1日15分程度勉強すれば、1カ月程度で解けるようになってきます。
単語の穴埋め
また単語の穴埋めは、文法的な要素は一切なく単語の意味を知っているか知らないかを問われます。


こちらは通勤or通学時間に、参考書の問題を1日30分程度勉強すれば、1カ月程度で解けるようになってきます。
リスニング
リスニングで流れる文章はかなり短いので、慣れれば誰でも解けるようになります。またリスニングの選択肢はめちゃめちゃ簡単なので、聞き取れさえすれば間違えることはありません!


不安であれば、通勤or通学時間に参考書に付属している英語のリスニング問題を解くと良いでしょう!こちらは通勤or通学時間に、参考書の問題を1日15分程度勉強すれば、1カ月程度で解けるようになってきます。
電気通信術の勉強時間
電気通信術は、受話と送話に分かれています。
受話
受話は要はリスニングです。流れてくるフォネティックコードを紙に書き起こします。
Youtubeにフォネティックコードを流してくれるものがあるのでこれだけ勉強しておけば足ります。最初は書き起こすのは難しいですが、慣れてくれば余裕で書き起こせるようになります。
送話
送話は紙に書かれているフォネティックコードを試験官に向かって制限時間内で読み上げられるだけ読み上げる試験です。
練習方法としては、受話で自分が書き起こした紙を利用して送話をするとよいです。
こちらは慣れてくると、「QとK」や「LとR」などの単語で混乱が生じるようになるので、お風呂に入りながら1日1回やると良いです。1カ月もやれば十分です。
航空無線通信士の勉強時間における注意点
インターネット上で無料公開されている過去問や誰かが作った無料の学習教材で勉強してしまうと、予想以上の勉強時間が掛かったり、最悪の場合、勉強したのに合格できない。ということになりかねません!



私が合格した際に利用していた参考書は次の2冊です。
![]() ![]() 航空無線通信士 試験問題集 ―合格精選310題― | ![]() ![]() やさしく学ぶ 航空無線通信士試験 | |
オススメ度 | ★★★★★ (星5/5) | ★★★★☆ (星4/5) |
紹介文 | これだけやればOK! | これだけでは合格できないが、 初心者向けの1冊! |
もし私が航空無線通信士の資格をはく奪され再度取得しなければならないという状況になったら、この参考書を利用して再取得するくらいオススメです。
(約20万円の合格講座や4万円の高級教材は一切不要です。)
航空無線通信士の勉強時間まとめ
- 無線工学の勉強時間:30時間
- 法規の勉強時間:30時間
- 英語の勉強時間:45時間
- 電気通信術の勉強時間: 7.5時間



質が低い無料教材や、ひたすらに高い有料教材で時間やお金を無駄にしないように必ず適切な参考書を選びましょう。