【文字単価3円】ココナラで記事発注してみた

自分の文字単価を上げたいけど、上げてもいいのかわからない!

私はこの文章を書いている当日、ちょうど「文字単価3円」の記事の納品があり、評価をしました。

私は、文章を書くことが苦手なので、ぜひ優秀なライターがたくさん出現することを願って当ブログを執筆しています。

発注者の意図

私が今回の発注したことにも、もちろん背景や狙いがあります。

この背景を知っているかどうかで、文字単価を上げやすくなるはずですので、ご紹介します。

発注の背景

2022年10月までに、ブログで30記事をリリースしたい。

しかし、今のまま自分で書き続けると30記事に届かないため、外注したい。

今回の場合、課題感は「時間」にあるため、費用はある程度かかってもいいが、できるだけ確認が少なくすむ、クオリティーの高いライターにお願いを出したい。

ライター選定の基準

今回私は発注が初めてだったので、発注の基準値がなかった。

しかし、検索の結果「文字単価1円未満」「文字単価1~3円」「文字単価4円以上」の段階があることがわかり、真ん中から試そう、でも失敗はしたくない。ということで文字単価3円のライターを選択した。

伝えたいこと

ライターとして、何が欲しいクライアント(発注者)の役に立つのか考えるべし。

ライターに仕事を依頼する前提として、「記事が欲しい。」は確実、その中で、「記事数を優先するクライアント」なのか「クオリティーを優先するクライアント」なのかを考えるべきです。

【実例アリ】ココナラ発注時の流れ

発注者目線として知りたい情報は下記です。

  • 文字単価
  • 過去の実績
  • 納品形式
  • 仕事の進め方
  • その他

1つずつ解説します。

文字単価

特にどこを見ているかというと、「何をカウントした価格」ということです。

「何をカウントするのか」が記載されているかどうかを記載しているかを特に見て、発注していました。

クライアントワーカーからすると、それは「チャットで確認してよ」と思うかもしれませんが、実際クライアントからすると「この文字数の表示でさえ、クライアント目線がかけているから、きっと仕事も細部まで丁寧にはこなしてくれないだろう。」と思います。

過去の実績

「Aができます。Bはできません。」と書かれるより、「Aはやったことあり、満足度は□でした。」「Bはやったことありますが、満足度は×でした。」と記載がある方が、仕事を頼みやすいです。

実績ベースで記載するようにしましょう。

納品形式

記事の場合、納品形式は、Word or WordPressと記載している人が多かったですが、記載していない方は要注意です。「記載していない=確認していない」ということになるので、クライアントとの間でトラブルになる原因になるので、ご注意ください。

仕事の進め方

どのように仕事を進めてくれるのかを記載しているライターは大勢いますが、クライアント目線のワーカーはまだまだ多くありません。

例えば、今回の文字単価3円のライターの仕事の進め方はこのように記載がありました。

  1. お見積り
  2. 執筆
  3. 納品
  4. 修正
  5. クローズ

という非常にシンプルでよいですが、もし、文字単価3円で下記仕事の進め方を紹介しているライターがいたら、こちらを選んでいたでしょう。

  1. 見積もり
  2. 発注
  3. 納品
  4. 修正(2回まで)
  5. 納品

違いは、クライアント目線かどうかです。

今回のライターさんは「2.執筆」と記載がありましたが、正直言って、クライアント目線でそんなことはどうでもいいです。あなたが、仕事を受注してから実は執筆しておらず、より単価が低いorただで記事を書いてくれるライターに二次依頼をしていようが、クライアントからすると、成果物を用意してくれれば問題ないからです。

一方で私が作ったものだと、2は発注になっています。クライアント目線では、見積もりの後に正式に発注するかどうか確認をしてから依頼ができる。ということの方が重要です。(見積もりの段階で、実は書き始めていて、もう作業を始めています。なんてこと言われないか心配。)

また、4つ目の修正は回数を記載しました。この目的は自己防衛です。全文書き直し&骨子変更は受け付けないことを前提に、2回コメントを受け付けます。ということを受注時に確定することで、クライアントが納品後「やっぱり、OOも変更して」という回数を制限できます。

その他

また、クライアント目線では、何をすれば作業を開始してくれるのかどうかも、非常に気になる点です。

例えば、「キーワード」だけ伝えればいいのか、それとも「キーワード」と「タイトル」も伝えないといけないのか。

ちなみに、今回のライターさんは下記のように記載がありました。

◆見積もりのご依頼時には、以下のことをお知らせください

  • 執筆キーワード(例:【賃貸 仲介手数料】【売買 契約書 読み方】など)
  • ご希望文字数 ・ご希望納期 ・記事の種類(ブログ・コラム・解説記事など)
  • 読者に求める行動(商品購入・無料相談・資料請求など)
  • ターゲット層

私の目線では非の打ちどころがありません。

これを埋めて、お金を払えば、記事ができる。なんてシンプル。

しかも、確かに、これを伝えておけば、大幅に方向性が異なることはないだろうと思える納得感のある内容です。

最後に

実績を付けることも大切ですが、あなたの時間は有限です。自分を安売りし続けることはやめましょう。

しかし、文字単価を上げれば期待や責任が増えることも事実ですし、資本主義の世の中において、お金を支払う人の方が有利な立場になります。

つまり、クライアントワーカーは基本的なやり取りを抑え、自分を守れるようにしておくべきです。また、いい人であればあるほど、「クライアントに言いなり」になってしまう可能性があるので、ご注意を・・・

文字単価が上がれば上がるほど、文章のクオリティーは当たり前ですが、発注時の文章から審査が始まっていることをお忘れなく!!